にがい離婚談

誰でも離婚はできるならしたくないですが…

念書の効力は?

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新居へ引っ越しする時に持ってきた荷物の中に、私宛の手紙などが入ったクリアケースもありました。
引っ越ししたばかりのカーテンもない部屋だったので、退屈した私は何気なくクリアケースの整理を始めました。
すると夫のサインと母印が押された念書が出てきました。
この念書は結婚式1週間前に発覚した浮気の際、もう二度としないという誓いも込めて書かせた念書でした。
ただ、二度としないという誓いの他に「もしまた浮気をする事があれば1000万円慰謝料として支払う。」とべらぼうな金額を約束させたやつでした。

あの時は夫も二度としないつもりでこの念書にサインしたと思いますが、まさかこの念書が首を絞める結果になるかもしれないのです。
しかしあまりにも大金なため支払はできないだろうと思っていましたし、こんな紙切れの約束を果たす義務があるのか疑問でした。
まだ慰謝料等の話合いを一切していなかったので、もしかしたらこの念書も何かの役に立つかもしれないと思い、いざと言う時に取っておく事にしました。
こんな事になるとは思っていなかったので、オリジナルで作成した念書は手書きでなぐり書きにちかい貧相な物でしたが、
もしこの念書を夫へ見せ支払を請求した場合、一体どのくらいの効力を持つのか気になって調べてみる事にしました。

ネットで調べた限りでは夫婦の間での約束事は判断が難しく、公正証書にしてくれる公証役場としてくれない公証役場があると言うのです。
しかも私達のように当事者だけで作成した念書などは、あとから取り消しを主張される事が多いそうです。
そのため専門家書類を作成してもらうか、証人をつけるなどして第三者が介入した約束である事を残しておく事が良いそうです。
せっかく書いた念書が後から取り消されたりしないように注意が必要になりますが、民法上、夫婦の約束はいつでも効力があるものではないらしく、
夫婦の関係が破綻の危機に瀕している状態(不倫・暴力・借金など)に交わした場合のみ効力を発揮できるそうです。
つまり、正常な夫婦関係で取り交わした約束はいつでもどちらかでも取り消す事ができるのです。
そうならない為にも、念書には作成した経緯を詳細に書いておかなければなりません。
「なぜ念書を作ったか、どういう経緯で夫婦で約束を交わす事になったか」という事が書いてあるのとないのでは内容的にも違ってきます。
より約束を確かにするためにも、日付・署名・捺印までしっかりと書いておいた方がいいと思います。

今はネットの内容も充実していますし、サンプルも充実してますから念書を書く前に一度調べてみる事をお勧めします。
私のように自己流で作成してしまうとせっかくの念書も効力を失ってしまう可能性がありますから。

Written by admin

1月 16th, 2014 at 4:15 pm

Posted in 離婚談