にがい離婚談

誰でも離婚はできるならしたくないですが…

いざ離婚への第一歩

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浮気の証拠を集めようとしてもなかなか難しく、思うように集まりませんでした。
夫は私が気がついてると思ったのか、警戒心が強くなって行きました。
以前のように携帯を確認しようとしてもナンバーロックがかけられており、中を確認できないようになっていました。
パソコンメールのパスワードも変更されていて、パソコンのメールも開けません。
私の唯一の証拠といえばこのメールだけだったのですが、それすら証拠として突き付ける事ができなくなっていたのです。
こういう状況に陥ってしまった場合、興信所などの力を借りて浮気の証拠を集めるのが一番です。
あの時の私はそこまで頭が回りませんでしたが、一人で悩まずに専門家に相談するという選択肢がある事も覚えておいた方がいいかもしれません。

そんな中、たまたま見ていたテレビで「メールの内容だけでは浮気の証拠にならない」と言っていた事をふと思い出しました。
私からしてみればメールの内容も立派な証拠になると思っていたのですが、調べてみると少し複雑でした。
どうやら浮気の証拠として認められるのは「性交の確認ないし推認」証拠でなければならないようで、メールだけでは原則浮気の証拠としては不十分という事でした。
しかし、場合によっては状況証拠として成立するというので、裁判所への提出は可能だそうです。
ただ、メールは個人のプライバシーにもなりますから、他人のパスワードで他人のメールにアクセスする場合は「不正アクセス行為の禁止」等の行為になります。
その場合は懲役1年、もしくは50万円以下の罰金が科せられます。
いくら浮気の証拠として相手へ突き付けたいメールの内容でも、逆にこっち側が不利になってしまうリスクもあるのです。

迷った私はまどろっこしい事は止めて直接本人に聞いてみる事にしました。
すると夫はあっさりと浮気の事実を認めたのです。
ただ、浮気と思っていたのは私だけで、夫は彼女に対して本気になっていました。
色々話し合いましたが、その時の会話はもうほとんど覚えていません。
「彼女の事が本当に好きなの?」と言った私に「好きだ。」と言った夫の言葉だけが強く残っています。
もうやり直せない。そう思った私の口からは「私達もう無理だね。離婚しよう。」という言葉が出ていました。
本当は引き留めてほしかったのかもしれません。
また「もう二度としないから」という言葉を期待していたのかもしれません。
夫は「うん」と言ったまま家を出て行き、そのまま帰って来ませんでした。

夫が帰ってこない朝を迎え、一睡もしないまま私は実家へと向かいました。
そして両親へ今までの経緯を話し離婚する意思を伝えました。
何度も話し合った末、両親は私の離婚を受け入れてくれました。
疲れ切った私に父は「お前ひとりくらいお父さんが養ってやるから。」と冗談ながらに言ってくれました。
その優しさが、あの時の私の心の支えになったのでした。

Written by admin

1月 10th, 2014 at 4:14 pm

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