にがい離婚談

誰でも離婚はできるならしたくないですが…

家系の問題

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結婚相談所の世話人が紹介してくれた彼女に出会って、かつての恋愛をしていた時のように普通に交際がスタートしました。
切欠は結婚相談所でしたが、そこだけを除けば普通に恋愛が始まった感じでした。

私たちは順調に交際を重ねていって、1年が経った頃にプロポーズをすることになりました。
ところが、ここで問題が1つ発生したのです。
彼女は私が住んでいる町から車でおよそ1時間の町に住んでいました。
実家暮らしの女性で、その家の長女だったのです。
車で1時間だと結構遠い場所なのです。
それに、今時考えられないかもしれませんが、私の住む地域では未だに長男長女が家を継ぐものだと決まっていました。
彼女の家は3人姉妹なので、当然のことながら長女である彼女が家を継ぐことになります。
名を残すほどの家柄でもないというお宅もありますが、彼女の家はそうではありませんでした。

私はそれを知っていて彼女と交際をスタートさせたわけですが、その事には私の両親が反対をしました。
変な話ですが、長女が家を継ぐという考えが残っているにもかかわらず、男が養子に入るなんてみっともないという考えも根付いているのです。
現代人の私としてはどっちもどっちだなと思う考えなのですが、親世代にはまだまだそういう考えが残っていて非常に生き難い場所でもありました。
周りの人間もそういう考えなので、それに従うのはある意味仕方がない事かなとは思いますけどね。

彼女は当然のことながら田舎を出たくないと考えていました。
私には気持ちがあっても、家を出なければならないのならば結婚は絶対に出来ないとかたくなに拒否しました。
困ったものです。
2人の気持ちは固まっているのに、家のことが関わってくるとそれだけで破談にもなりかねません。
私は必死に自分の両親を説得しました。
私が次男として生まれてきたことや、この家は兄貴が継いでいるのだから家系が途絶えることがない事をこと細かく納得してもらえるまで説明しました。
そして、何よりも大切なことは、彼女のことを心から愛していることです。
その想いは2人とも同じなのに、このことで引き裂かれてしまったら、今後は一生結婚出来ない可能性の方が大きいことを話しました。

彼女にプロポーズをして1年が経った頃、漸く私の両親が折れてきました。
ある条件だけを提示されましたが、それは決して難しい事ではありませんでした。
子どもが生まれた時は、せめて1ヶ月に1回は顔を出してほしいということでした。

Written by admin

1月 30th, 2013 at 4:35 pm

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